【摂りすぎ注意？】ウコンと肝機能障害の関係「山梨／パーソナルジム／メディカルフィットネス」 | 山梨からパーソナルジムトレーナーが健康と美を保つための情報を発信

【お酒と健康②】

酒をたくさん飲むような飲み会の前は、ウコン入りのサプリやドリンク剤を飲む。多くの酒好きにとって、これがいわば飲み会前の儀式のひとつでした。

私自身もウコン入りのドリンク剤を飲んでから酒を飲むと、酔いがまわりにくいと感じるし、翌朝は、いつもよりスッキリしているように思っていた。

また飲み会の終わりにもウコンを飲むことで翌日にできる限りアルコールを残さないようにしていました。

一般的にお酒の前によく飲まれているウコンは「秋ウコン」という種類になります。

英語名では「ターメリック」と呼ばれ、香辛料の名前としても耳にしたことがあるのではないでしょうか。

この秋ウコンは他の種類のウコンに比べクルクミンと呼ばれるポリフェノールの1種が豊富に含まれており、これが二日酔いなどのお酒の対策に効果があると言われています。

 コロナ禍以降、飲み会が開かれなくなってしまい、ウコン入りドリンクの出番はほとんどなくなったわけだが、今でも「ウコン ＝肝臓に良い」と思っている人は意外と多いです。

しかし、このウコン、肝機能に問題がある人は控えたほうがいい。

新聞などのメディアでも

「実は、ウコンによる肝障害が多く報告されています」と言われています。

「日本肝臓学会が、民間薬や健康食品などによる肝障害の調査を実施したところ、原因の中で一番多かったのがウコンだったのです＊7全体の 24・ ８％と断トツで高い結果となりました」

このような薬物性肝障害は、肝臓に何らかの問題がある人に起こりやすいという。

注意が必要なのは・・・

【脂肪肝など肝機能に問題がある人】

肝臓の専門家医は「肝機能障害がない健康な人が、コンビニで買えるドリンク剤をたまに飲む程度であれば、過度に心配する必要はありません。実際、飲酒 30分前にウコンに含まれるクルクミンという成分を飲んだ人は、アセトアルデヒドの血中濃度の上昇が抑えられたという報告もあります」と言う。

どんな健康食品もそうだが、副作用がないものはない。とり過ぎには注意しよう。

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